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セッションやワークでやっていること

セッションやワークでやっていること

4月に入り、これまでわたしが身につけてきたこと、技術、セッションのあり方を棚卸しし、まとめ直して、新たなフェーズを準備しています。

わたしが提供するもので、お役に立てる価値があるのは、

可能性が現実に変わること

芽吹きを待っていた可能性が、日々の現実となって体験に現れてくるタイミングは、「わたしはわたしを通して世界をどうみているのか」という認識に変化が訪れる時です。

哲学や心理より、身体意識や感覚、感情の観察のほうが認識の主役かもしれません。
近くて小さくて気づきにくいほうが、変化の力は大きいのです。

世界や人を変えたかったら、まず自分が変わる。認識が変わる。
認識論なので、例えばNLP(神経言語プログラミング)から、言葉での説明を援用することができます。

  • わたしたちは、自分が思っている以上にリソースを持っている。
  • 欠けているどころか、すべて持っている。
  • 過去のパターンが織り上げてきた心身の状態を、いったん放棄して再解釈すること。

これはNLPで個人を再編集するテクニックの考え方です。
セッションでは、NLPを直接ワークするのではなく、こうしたクリアで静かで力に満ちた状態を、肉体レベル、メンタルレベル、魂レベルで実現するための調律を施しています。
すると、次のような感覚が得られるでしょう。

  • パターンから外れた後のスッキリした感覚
  • いったん放棄するときの静けさ、安らぎ
  • 脳と心身、環境の関係が再解釈されたときのパワー感覚

先日、遠隔セッションを受けてくださっているお客さまとのやりとりを、許可を得てご紹介します。

クライアントのM美さんは、もともと不安の影響を受けやすく、対人関係にストレスをためがちなパターンをお持ちでしたが、徐々に外れ、今回は、次は子育てが一段落下から外で働きたい、というご要望でした。
でも、育児や家事に貢献してきたぶん、社会的ブランクは大きく、書類を送っては撃沈し、メンタルがまた不安のパターンを呼び起こしてしまったのです。

こういう時は、チャンスかも!?

認知を変える、認知に合わせて心身や環境も変わるタイミング。
セッション後に、こんなフィードバックを送ってきてくださいました。

セッションでは新しい認知が、感情、感覚で分かるよう、また肉体面や行動でも変化を感じられるよう促していて、もともとすごく素直で芯の強さのあるM美さんは、新たな自分で新たな現実へと進むことができるようになります。

セッションは、すべてご本人の意識の反映なので、すごいですね!

わたしが提供するもので、お役に立てる価値があるのは、

可能性が現実に変わること

と書きましたが、もう一つ、見えない価値があります。それは

心と無意識のつながりを取り戻すこと。

わたしの魂が今この世でやる仕事は、これしかない、とさえ感じています。

無意識の世界には、さまざまな側面があります。
身近には、わたしたちの生命活動のほとんどが、無意識の活動です。あまりに無意識すぎて、いつしか体を機械のようにとらえて修理しようとする観念が発達しましたが、機械のように切り離された存在として体をとらえているとしたら、体は病んでいくでしょう。

季節の移り変わり、天候、自然界の営みも、無意識の世界、いわば高次の世界で行われています。

体の動き、口にする言葉、環境への反応、沸き起こる感情や思考も、心の体験のようでありつつ、その出どころは無意識の世界からやってきます。

心と無意識のつながりを取り戻すこと。
これを、身体操作のワーク、音の響きや力の流れに気づいていくさまざまなワーク、瞑想のイメージトレーニングなどで提供しています。

つながりを取り戻すには、あらかじめかかっている制限の枠を外す必要があります。そのためにできることもたくさんあります。

これらを整理し、まとめ、洗練させて、もっと確かに手渡せるようにしたいと準備しています。

わたし自身の心と無意識のつながりで取り戻したいのは、言葉とカラダのつながりです。言葉の世界が好きで、そこに本当の命を宿すために、ここ数年はずっとカラダや無意識世界の学びを深めてきました。

いよいよ、つながりを形にする時期かなと感じています。