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ヨミ人たちの自由技芸塾

ヨミ人たちの自由技芸塾

5/3の今夜はオンラインでのワークショップ「エネルギーワークの現場で使うクリーンな言葉」。
1週間前のお知らせで、10名くらいかなーと思ってたら、録画視聴も含めて27名の申し込みをいただきました。ありがとうございます。参加者とやりとりしながらインタラクティブにやるのが好きですが、そうすると2時間でまったく終わらなくなるので、構成を練り直してます。

資料を何度も読み直してリハをしていたら、懐で温めている自由技芸塾の、新しい形式をひらめきました。

わかりやすくいうと、『呪術廻戦』という作品があって、その世界観を体験し、知識を学び、新たなリアリティを身につける、みたいなこと。

とはいえ呪術廻戦は何でもありのフィクションで、呪霊と戦いたいわけではなく、自分たち住んでいる世界を新しくしていけるようなフィクション世界を書き下ろし、その世界観や知識を学び、技術を生かす場を自由技芸塾にしたいのです。

科目は、天文、音楽、理工、気象、化学、哲学、歴史、言葉、そして身体。踊りや歌も。

光と色と風、響き、純粋論理、錬金術、それらを外界に結実させた言葉と、内界に結実した身体を使う。

必要なものは、直接与えると薬か毒かになる」とわたしは思っています。

応急時でもないのに、ふだんから「必要なもの」を外から取り込んでいると、受け取るほうは弱って腐っていく。

アドバイスがうまくいかないのは、たいがいこういう時。
サプリメントもセミナージプシーも、似たようなもの。

不要不急なフィクションこそ、内側から自分たちの住んでいる世界を新しくしていける。内側から育まれるものが日々の糧、栄養になる。
そういう理念です。栄養学と料理の時間もいるなあ。

わたしが全部教えられるわけないので、先生もいっぱい集めないとですが、わたしは先生や受講者を集める人を探す役をやろうと思っています。その方が楽だし。

わたしはフィクションを描く係フィクションを体験と学びに変える演出の係。これが次の仕事です。

わたしは小学生のころ、熱心な雲読みでした。雲の形からその高さと空の状態を知る。
気象的な知識にはさほど興味がなく、気象知識を活かせるような冒険もなかったので、口を開けて空ばかり見て、観察してました。
あ、海で泳ぐときは天気や潮の流れがわかるから、参考になったな。

星々を読む。
電磁エネルギーを読む。
血液の状態を読む。
神経系の流れを読む。
体を読む。
楽譜は、もっとも非言語な言葉。感情そのものの流れに近い。
化学は、全生物に共通した言語を持っています。これも最高に熱い!!
化学と生理学は自分で教えたい。生理活性物質の読み人になれます。

いろんな読み人が集い、育つ場。

ヨミの境には出入り口があり、道、路のついた和歌には、此岸と彼岸が重なり合い、また吹き閉じるさまを比喩・暗喩しているものが多いです。

「100人の村」くらいの規模で、何かしらの読み人で、学び手を育て合うようなものを形にしたいので、とりあえず発信、発進。

人の集合は比例数ではなく、べき乗と指数則が働きます。
「みんなで何かやろうよ」ではなく、誰もがたった一人の点から始まり、縁起の世界を広げていきます。

皮膚とは、無限に広がった世界で、「わたし」が映し出される「辺」のようなものだなあと感じます。