3/21 動物や人間の仕草を通してお互いを知ろう〜人間の内的な部分を動物は微細に感じ、外に表現している
- 2022.03.09
- ワークショップ・講座
▼3/21(月)20:00 満願成就のzoomオンライン講座を開催します。
テーマは、「動物の仕草と、人間の感情抑圧」。
動物の仕草や表情、人間の仕草や表情、そして自分の仕草や表情。仕草やサインに寄り添えるようになると、二つのことが、よりスムースになります。
一つは、シンプルに「今にいる」こと。
自分の身勝手で解釈している「殻」が薄くなって、相手のありのままが見えてきます。
もう一つは、「殻」のバランスをとること。
「殻」がもともと薄くて、自分の感情なのか、人の感情なのか、ごちゃごちゃで感じすぎてしまっているとき、整理することができます。
仕草やサインは、相手と自分、ちゃんと分かれてますから、相手の感情を必要以上に引き受けることが減ります。
▼わたしたちはふだん、相手を純粋知覚で感じることはまれで、自分を投影したり、記憶で決めつけたりして過ごしています。
自分の価値観に合っていれば好き、合っていなければ嫌い。そこに信念システムがなければ無関心。
好き/嫌いは、そこに何かがあるんだよね。
動物にも感情があるので、いろんな仕草や表情を持っています。
その中には、動物にとって必要なストレス反応だったり、生理反応だったりする仕草や表情もあるのですが、人間の側が勝手に喜怒哀楽を解釈して、押しつけちゃってる場合もあります。
「嬉しくてはしゃいでるのかと思ってた」
「喜んで舐めてくるのかと思ってた」
「うちの犬、何にもいうこと聞かないんだよね」
……仕草や表情を読み間違えて相手を誤解すること、人間のカップルや親子、友だち関係にもありそうですよね。
▼今回は「動物の仕草」について、沖縄にお住いのボディートーク施術士、上間絵留麻(うえま えるま)さんが、お話してくださいます。
えるまちゃんは、酪農家のおうちに生まれ、ずっと動物や自然に囲まれていました。
今も、ご家族でブリーダーの副業をされているので、六頭のわんこがお家にいるそうです。すごいね!
動物を通して、動物から教えてもらうことが多い、と言うえるまちゃん。
クライアント様も、ご自身のわんこのセッションを受けているのに、自分自身の葛藤に気づかされることが多いそうです。
▼後半はわたしが、「人間の感情抑圧」についてお話とワークをします。
人間は感情を抑圧するとき、身を固くして仕草ごと抑え込みます。
そして自分が押さえ込んだものを、人が発していると、眉をひそめたりします(笑)。
震えやけいれん、大声、うろつき回ること。人やものに当たること。
抑え込めなくなって、何らかのバイタルサインが出ると、それを「パニック障害」と呼んだりします。
それをまた、懸命に治そうとします。
子どもがそうである場合、子どもの行動も直そうとします。
そういうループ、もうなんだか、不毛じゃない??
セッションをしていても、ある仕草にフォーカスしてその変化を見ていくと、リリースが起こって、ぐっと変わることがあります。
その場で起こることもあるし、いつの間にか、すっかり落ち着いた人になることも。
参加ご希望の方は、NoriTalkのLINEか、上間絵留麻さんあてに「参加希望」とお声がけください。
上間 絵留麻(うえま えるま)プロフィール
沖縄県山原在住。IBA認定ボディートーク施術士。 ヒリオソール施術士。
子供の持病をきっかけに治癒力を高めるにはと探しているときにボディートークに出会い今にいたる。夫の副業であるブリーダーの手伝いをしながら、犬六頭と共に毎日を奮闘。動物を通して動物から日々教えてもらう中、動物のためのボディートークも活動。音楽大好き。緑のあるところと海、自然が好き。
葦江 祝里(あしえ のり)プロフィール
施術家、ワークショップ講師、オイリュトミー、創作。合同会社ホリスティック・ウェブ代表。
心身の解放と自己治癒を促すセッション、感覚を開くワークショップや学び場を提供している。
言霊学、神話、芸能、アニメーション、プール、温泉、筋トレ、読書
▼えるまちゃんの言葉で印象的なのは、
母犬が幸せで穏やかであることは生まれてくる子犬も同じで、母犬の幸せは共に暮らす人間も幸せであることと感じている。
お母さんが幸せである世界。今は、お母さんがみんなの幸せを請け負っているようなお家が、まだ多いのかな。母犬と子犬が自然に育つ環境、いいよねー。
そして、今回の講座テーマに直接関わるのは、こちらの言葉。
人間の内的な部分を動物は微細に感じ、外に表現している。
わたしたちは、世界のすべてが感応し合って生きています。自分が緊張していれば相手にも伝わるし、エネルギーが高まり合うことも、打ち消しあうこともあります。緊張を解こうとすることより、何かをよくしようするより、まず、今起きていることに気づくこと。
この「気づき」という部分を、より「丸腰」で感じてみる時間を持ちましょう。
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