感情表現の現場
おはようございます。藤田規子です。
と、あらためてご挨拶をしたくなる日曜の朝。
Youtubeで羽生結弦くんの演技を観てます。すごいね!
フィギュアスケートの氷上のラインが、オイリュトミーのフォルム(動線)にしかみえない・・・。
感情は、どんなに隠そうとしても、全的な身体にすべて出ています。
出そうとしなくても、出てしまう。
出てしまうことと、能動的に感情を表現することは、まったく別モノ。
人間は自己存在を確信するとき、振り上げた腕を強くおろし、
運命に翻弄されるとき、天を仰いで上体を揺らし、
苦しみに耐えるとき、胸の前で苦悩を抱きしめたり、しますね。一例ですが。
羽生くんは、深いところからの能動的な感情表現をつねに支えてくれている人のように思います。
表現者の支えによって、わたしたちは安心して、自分の感情に寄り添える。
共鳴が起こる。
ああ、いいなあ。
わたしのボディートークセッションは、クライアントが自らの能動性へ向かう勇気を、深いところで支えているイメージをつねに持っています。
ソリストは、自らを支え、自らを表現しきるんだよねえ。すごいなあ。
曲線と切り替え、意志的な運動、それらが生まれる現場。
うー。うー、おもしろい。
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