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ボディートークの「体化学 Body Chemistry」は、いったい何をしているのか

ボディートークの「体化学 Body Chemistry」は、いったい何をしているのか

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朝から、新しいカルテ作りをしています。

真っ先になにからとりかかるかというと、毒素とウイルス等に関する情報の整理から。
ボディートークでは、「体化学 Body Chemistry」と呼びます。

毒素とウイルス等については、肉体に現れる症状と直接結びついていますから、あまり詳しくお伝えすることは医療行為に抵触し、また無用な心配や恐怖として情報をネガティブに受け取られる可能性もあることから、ごく簡単にしかお伝えしていません。

例えばこんな感じ。

薬物動態(ADME = 吸収・分布・代謝・排泄)の代謝が肝臓で滞っている
 →「肝臓での解毒をうながしますね」

優先項目としてよく上がるカンジタ菌が、腸をはじめ内臓、粘膜部位にある
 →「ありふれたカビのようなもの」

重金属→「周辺環境とのバランス」

住宅建材→「ご家庭のバランス」

洗剤・溶剤→「お仕事のバランス」

書き出すと、なんだか超テキトーに言い換えてるみたいですが、実際にこれらの有害物質やアレルゲンは、影響先の身体部位の意識、その人の精神性や人間関係と、鏡写しのように対の関係になっています。

インフルエンザウイルスやノロウイルスが飛び交っていても、罹患する人としない人がいます。
農薬を飲んだら、ほとんどの人が中毒症状を起こすでしょうが、症状には差があるでしょう。

「原因」という言葉では、この「差」を説明できません。

「対の関係」は、何と何が共鳴しているかを説明します。

「ホルムアルデヒドが鼻炎の原因です」というより、ホルムアルデヒドに何が共鳴しているのかを、言葉に出して説明してきました。

何が複雑かというと、とくに毒素に関しては、過去に受けたものと、今被ばくしているものと、未来に引き寄せる可能性のあるものへの予防と、三種類あることです。

ボディートークはすべてをエネルギーとしてみるので、実際の検査結果とは若干の相違があるはずです。

でも、新しいカルテでは思い切って、「毒素とウイルス等の、対の関係」を記載していこうと思っています!

* * *

わたしはふだん、薬局にほとんど行かないのですが、たまたま行ったら、遺伝子検査の申込み書が置いてありました。2万円くらい。もうめちゃ一般的なんですなー。アマゾンでも買えるしね。

遺伝子は、世代から何が伝えられてきたのか、どのような遺伝形質上のリスクがあるのかを教えてくれます。
出生のホロスコープも似たようなことを教えてくれますが、リスクがあるから先に乳房をとれ、とは言わないでしょう。
潜在意識のサーキットを開いた状態でのリスクの刷り込みは、施術者としては恥ずべき行為です。

わたしたちの生活上では、どんな遺伝子を引き継いできたかというゲノムの配列よりも、いつどのようにして発現(オン/オフ)が調節されるのかのほうが、圧倒的に大きい要素です。だからゲノム上のリスクも、わたしとしてはたいして恐れてないのです。
科学の世界では、ヒトゲノムのうちタンパク質の翻訳に関わらない部分を「ジャンクDNA」と呼び、今は「エピジェネティクス(DNAの配列変化をともなわない遺伝子発現を制御・伝達するシステム)」と呼びます。

ボディートークでは、「第8チャクラ」というコンセプトを導入し、さまざまな「継承物の種類」を特定していきます。
継承物は、DNA(ゲノムの配列)なのか、信念システムか、身に覚えのない記憶か、文化的特質か、天変地異の脅威か。

この継承物からの影響を強める(オン)か弱める(オフ)かするのを、細胞レベルで脳に処理を促すとき、わたしたちボディートーカーはエピジェネティクスと呼びます。

エピジェネティクスからみたら、DNA配列なんてごくごくわずかな要素でしかありませんが、生殖系においては非常に重大な要素でもありますから、わたしのセッションでは、1~22、X、Yの染色体のどの場所か、テロメア、セントロメアかを特定していく場合があります。
この場合でも、「予防的なバランスをとりますね」としかお伝えしません。

こうしたことはあくまでも予防的なバランスであり、先祖から受け継いだ染色体のDNA塩基配列を、子孫の脳は変化させることができません。そもそも認識できないから。

しかし、細胞分裂を通して娘細胞に継承されるものは、ゲノム配列だけでなく、発現のオンオフや細胞表現型(おもに環境適応として)があります。
エピジェネティクスは、自分の人生を通して変化します。というより、つねに組み換えられ、変化しています。

わたしはこのエピジェネティクスと神経系の可塑・成長に注目しています。難病といわれている神経疾患や難治性の精神疾患に関わります。
もうひとつは、エピジェネティクスと内分泌系(血液状態)に注目しています。こちらは、もっと一般的な日々の行動、感情に関わることです。

病気であろうが平凡な日々であろうが、わたしたちはみな、全身でもってHAPPYに生きる、生き抜こうとしています。
生きることが、何かを成し遂げることかもしれないし、息をすることかもしれないし、それはきっと、ひとそれぞれ。

毒素やウイルスに怯えてもいいし、遺伝子検査して自分の人生の材料を知るのもいいでしょう。

ただ、勘違いしないでいただきたいのは、毒素やウイルスは環境にあってあなたを脅かすものではなく、あなたの、もしくはわたしたち人類全体が引き寄せた結果であり、遺伝子の配列は、子どもの優劣を決めるものではなく、人生という冒険をはじめるときに持つ、最初のリュックサックでしかないということです。

* * *

きのう、あるご家庭で、家を出てカナダ留学した女の子が20歳をすぎてから4cm背が伸びたという話を聞きました。

聞いた瞬間に、わたしのインネイトウィズダムはたいがい、その関連する要素をわたしの頭の中に送り返してきます。
それが今日、わたしが「体化学 Body Chemistry」の記事を書いているきっかけです。

おそらく住宅建材にかかわることなんでしょうが、「悪いのは住宅建材!」でもなく、「家族のバランスをとらなければ!」でもなく、「わたしたちの視線は、家の、家族の、もっとその奥にあるものを見ることができるんだよ」というメッセージなのだと、わたしは思っています。

それは、その場の言葉で説明できるものではなく、人生を通して表現されていくものです。

「体化学 Body Chemistry」は、その内容はとても深淵ですが、テクニックはおそろしく簡単です。
ボディートークのONE DAYセミナー「ボディートークアクセス」で学ぶことができます。

今の有資格者の講師たちは、みなさんとっても素敵なので、ぜひ学びにいってくださいね。
お問い合わせくださればご紹介しますし、本部のホームページにも開催日程が掲載されています。

わたしは、ボディートークのインストラクター資格をとろうとは思っていませんが、「ボディートークアクセス」のインストラクター資格はとろうかなーと、最近思うようになりました。

ただ、実際にやりたいのは、ボディートークでバランスをとったあとの、パフォーマンスの領域なのです。
脳の、体の、心のパフォーマンス、表現。いわゆる「右脳型」といわれる領域の開花。
「右脳型」というより、この100年で強化されまくった左脳的知性と右脳型ポテンシャルとの統合表現です。

両領域の統合開花は、毒素とウイルス等という低次表現からもっとも隔たっているのではなく、実は隣り合わせであろうとも感じています。

だって、自然エレメントの幾何学表現がいちばんおもしろいもんね。

物性と霊性との対の関係。肉体とエネルギーとの対の関係。

目指しているのは、毒を追い出すことや、退屈な安定ではありません。
両極の間で柔軟にバランスをとること、行き来をすることです。

もっとはっきりいえば、行き来をするときに「ほんとに楽しい」と感じるのです。

新しいカルテは、体化学の毒素・ウイルスのかわいい子たちから。

わたしとあなたとのカルテの行き来が、多くの人生の、健康、行動、表現の、楽しい行き来につながりますよう!!