究極の引き算で、空になるカラダ - Holistic-web

人生が未来において咲かせる花は、過去に存在したことがない

人生が未来において咲かせる花は、過去に存在したことがない

感覚のワークってなんなのか?その背景となる考え方、人体が自然や宇宙とどう結びついているのかを、あらためて書いてみました。

フフ山梨での合宿でやる内容の紹介でもあります。こういうお話、好きな人がくるといいなー。

わたしたちの肉体は、地球と同じ素材から出来ています。

植物も動物も、素材を鉱物から受け取っています。

動物には足があり、自分でエサを得ます。

動き回るには、レーダーやセンサーがなくてはなりません。

レーダーは自分の位置や他の動物、自然環境の把握、つまり外界感知です。

センサーは自分が暑いか寒いか、空腹なのか尿意があるか、またはとらえたエサの毒素や状態を知る、内界感知の力です。

わたしたちの肉体が、お母さんのお腹で育つように、

わたしたちの感覚や情動は、星々に囲まれて育ちます。レーダーやセンサーは感覚です。

お母さんのお腹を「子宮」、星々のお腹を「黄道十二宮」と呼びます。

肉体がお父さんやお母さん、そのまたご先祖さまの形質を受け継いでくるように、「黄道十二宮」には、人それぞれに固有の運命や性格があります。

肉体に対して、感覚や情報を体験するものをアストラル体といいます。

アストラル体は、心や魂として存在を感じることが多いかもしれません。

では、母なる大地(肉体)と遠い夜空に光る星々(感覚や感情)の間には、何があるでしょうか。

わたしたちは太陽系という惑星のファミリーに暮らしています。

肉体を成長させる力や、人生を体験する時間や空間の力は、この惑星のファミリーから受け取っています。

植物には動き回る足や、自らの魂の中にレーダーやセンサーを備えてはいませんが、みずみずしく成長することができます。

肉体に成長を与えるものを、エーテル体といいます。

エーテル体は、カラダの形を知る建築家であり、どのように組み合わさり動くかを示す設計図であり、実際に力や栄養を与えて成長をうながす生き生きとした命です。

人間は、そのすべてを備えています。

さらに、けっして外側から与えることができないもの、他者が肩代わりできないもの、「わたしがいる」という感覚を持っています。

わたしが生き生きと動くとき、ありありとした身体感覚や感情が動きとともに起こります。

肉体、エーテル体、アストラル体、そして「わたし」という自我。

この4つが人間の生体としての構成要素です。

人間の本質を、肉体だけでなく4つの構成要素全体からとらえ、人間の営み、体と心のあり方、教育、病気と健康、食事、運動、人や社会との関わり、芸術活動、魂の成長、人間の進化についての視座を与えていくのが、霊学になります。

外側の感覚器官のみでは、わたしたちは肉体や物質しか見えることができません。また、理性的な頭だけであれこれ考え込んでいるだけでは、何も機能しません。

内的な感覚器官を使い、かつクリアな思考で客観的に全体をとらえて実践に活かすことが霊学の特徴です。

わたしたちが自分の人生において花開かせたいものは、一人ひとり異なります。

しかも、植物でしたら過去の経験に照らして、いつどんな花が咲き、どんな実がなるのかわかります。

けれど、わたしたちの人生が未来において咲かせる花は、過去に存在したことがありません。

自分がどんな本性を持っているのか。どんな可能性を持っているのか。

そのことを知ろうとするとき、一人ひとりの「わたし」が自らの内側に入り、欲求や情動、感情、思考、情動、そして肉体をつかんでいくことが大切です。

そのように実践しはじめたとき、わたしたちの内側に一段高い「わたし」が目覚めていきます。

内的な感覚器官とは、この一段高い「わたし」によって知覚される、顕在意識と潜在意識を結びつけていこうとするときに育っていく感覚です。

2019年10月4日からのフフ山梨リトリート合宿では、惑星ファミリー(命を与えてくれるもの)と生体のエネルギー、エネルギーが肉体のどこに働くかを、意識的に結びつけなおす体験をします。

動きをつかい、音を使うことで、あらゆる感覚を同時に開いていきます。

ていねいに注意深く、それらを受け取っている自分の感覚に耳をすますことで、まったく新しい内的感覚器官が目覚めていくことでしょう。

そのとき、わたしたちは自分自身の本質を直感的に受け取る回路を開き、生命とのつながりを取り戻すことができるでしょう。

パーソナルトレーナーとして実績をつみ、今年からニュートラルボディメソッドで、自分の心地よいカラダに戻れるケアシステムを開発し、広めている新井亜季さん。

5年間で3000件を超えるセッションで、さまざまな疾患や人生の悩みを含むリアルな人体を学びつつ、霊学の身体芸術であるオイリュトミーを専門的に学んできた葦江祝里。

この二人によって、フィジカルの心地よい動きのリードから、スピリチュアルの深みまで同時に体験することができ、そしてそれをご自身の人生に豊かに活かしていただく感覚をつかむことができる三日間は、おそらくこの合宿以外にはないでしょう。

思考に陥りがちな頭を軽ーくできるから、すごく楽しいよ。

未来に咲かせたい新しい花のタネ、見つけていきましょう。

お申し込み、お待ちしています。