症状と才能の表裏一体:閃輝暗点からの激しい偏頭痛
- 2015.02.22
- 症例紹介
閃輝暗点からの激しい偏頭痛でお悩みのクラアントがいらっしゃいます。
ボディートークを受けていただいたら、それが「病気」ではなく、その方のグラフィカルな才能が花開いていくまでの、ある種の特性であることがわかりました。
ほかにいろいろとお持ちの症状と合わせ、扁桃複合体、鋭敏な視覚、自律神経などとのバランスをとる必要がありました。
ボディートークは、ご本人の自己治癒プロセスにしたがって、どうすればよいのかを委ねてバランスと同調をとっていきます。
それは生命の神秘そのものに寄り添うことでもあります。
同時に、とてもシンプルで科学的なものでもあります。
遺伝子レベルでみれば、バランスとは点対称の空間配置でアンチ・パラレルに螺旋移動する二本の鎖であり、同調とは非局在的な細胞活動の情報バインディングを指します。
症状と才能が表裏一体であること。
こうしたクライアントとの出会いに、わたしは恵まれているようです。
どうすれば悩みを解消し、輝く新しいドアを開いていくことができるか、どうサポートできるのか。
同じようなトラブルで、ただ点鼻薬をもらうだけで恐怖や痛みに耐えている人たちに、どう情報をお伝えしていくことができるか。
クライアントからは情報共有の承諾をいただきましたので、その後の経過、他の症状の変化も含め、慎重に報告をしていきたいと考えています。
閃輝暗点(せんきあんてん)は、視界の中に黒い点やギザギザした光が見え、その後に激しい頭痛がくることの多い視覚のトラブルです。
クライアントご自身の言葉を借りると、
本当にぎざぎざを見るだけで鬱々とした気持ちになるんです・・・。
いつも普通の生活の中で突然始まり、見えた後の症状が相当重いので、ものすごい恐怖を感じます。
とのことです。
ごくたまの発作のようにしか出ないので、変化の程はすぐわからないのですが、視覚のバランスをとったあと、以下のような経過です。
頭痛は出てないですが、視界の中心が黒くかけることがあります。
黒いスポットが突然出て、目を瞑ると光になって、しばらくすると消えます。
1日に一回程度です。
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