頸椎椎間板ヘルニアの症例:血から水を解放しようとする魂


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頸椎椎間板ヘルニアを扱ったボディートークセッションの症例紹介です。

体育大学でボクシングをされていた男性で、ご本人いわく「何百回もむち打ちにあったようなもの」とのこと。
首の状態は、いろんな方角からの複雑な頸部挫傷と、靭帯の代償があり、正中線とのコミュニケーションや顎関節、蝶形骨に影響を与えているようでした。

頸椎を通る神経組織には、脳と上肢とをつなぐ信号があり、骨と骨とのクッションとなる椎間板が損傷すると、腕や手にしびれが生じます。

どちらかというと、スポーツの後遺症をみる整形外科や治療家の得意分野なのでしょうが、ホリスティックな観察をするボディートークで、どんなセッションになったのかお話してみたいと思います。

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クライアントのSさんは、幕末の志士のような風貌と魂の穏やかさが同居していて、興味深い「首」をお持ちでした。

こういう見たままの印象はとても大切で、彼のバイオ・エネルギーシステムの土台には、「首級(しるし)」の文化が見てとれました。

簡単にいえば、「武士にとっての首」の意味するものです。
勝負、リーダーシップ、責任、死生観など、いろいろ浮かんできますが、色濃く出ていたのは「支配秩序」でした。
こういった裏側の観察は、ご本人にもお話していない(根底までお話していると膨大な時間がかかる)ので、Sさんにも読んで振り返っていただけたら嬉しいな。


「個我」よりも「支配秩序」を優先させようとする感情的負荷と、「支配秩序」との葛藤から自由を学ぼうとする「個我」。
これがSさんとのセッションを支えるアジェンダ(課題)です。

なのでわたしは、ご家族のことについて質問しました。

ボクシングに熱中した結果、頸椎椎間板ヘルニアになった、というのが肉体面における因果関係です。
物質状態では、過去から現在へと時間が流れています。

ボディートークの場合は、未来から過去へと流れる時間軸も扱います。
これはエネルギーから物質化へ向かう時間の流れです。
物質的な機能は構造によって決定され、構造はエネルギーによって決定されます。

セッションでは「今どんなバランスが必要か」と、Sさんにとってボクシングという表現は何だったのかという根底の価値観が、主な観察対象になります。

観察によって必要な情報がそろったら、身体構造の統合を行ない、機能変化をうながします。

神経系が体の動きを支配しているのではなく、神経系は体の動きのセンサーだとわたしはとらえています。

動きは、加速と減速、回内と回外、ローディング(力の吸収)とアンローディング(発揮)、求心性収縮と遠心性収縮のサイクルをつねに繰り返しています。
センサー(PNS:中枢神経系)は、3つの運動面を通して、動きを追跡します。

三次元空間において、3つの運動面(前額面、矢状面、水平面)があるという考え方を「どう取り入れるか」は、すごくすごく大切だと思っています。

固有受容器への刺激で、センサーの活性化を促していきます。

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ボディートークと並行して、わたしの場合は必要があれば骨と筋膜のマニピュレーションも施術します。

同時に、エネルギーシステムの背景もみていきます。

Sさんには、ボクシングの表現と頸椎椎間板ヘルニアにお父さまとの関係(支配秩序)、坐骨神経痛にお母さまとの関係(遺伝的に持ち越したカルマ)が影響していました。

スピリチュアルレベルでは、血から水を解放しようとする魂のチャレンジがありました。

遺伝的影響や家族関係からの影響(血 = 火のエレメント)の強い時代から、水の時代(調和と浄化、意識の広がり)へと移行するなかで、頸椎椎間板ヘルニアは痛みやしびれとして、Sさんに自分自身の体や人生との向き合い方を教えてくれているような印象です。


わたしは、横の周波数をじっくり見る(機能なら機能、構造なら構造、エネルギーならエネルギー)よりも、全レイヤーを透過して見るタイプなので、ボディートークは向いているのでしょうが、わかりにくい説明になってしまうこともあります。

頸部から上肢の制限による影響先として、C6-7番からT11-12番の浮遊肋骨、11番は自律神経系から左側副腎へのコミュニケーション回復、12番は間脳とのリンクを強化しました。
左側副腎から左股関節にあった影響を軽減し、腹部における支配欲求との葛藤に、感情的負荷を下げて向き合えるように促しています。

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言葉での説明は大変ですが、施術としてはシンプルで、水の時代への移行をイメージしつつ、頸部椎間板組織の結晶構造の再構築にEzウォーターを使っていきます。
結晶構造はもう瞬間的に変わってきます。


Sさんは体の専門家でもあるので、術後、とても心地良くご自身の体を味わっていて、「ソファに座って背骨を埋めちゃうのがもったいない」と言って、ずっと立っていらっしゃいました。
その言葉がとても嬉しかったです。


Sさんご本人の感想として、以下のようなフィードバックをいただいています。

・いろんなことを思い出した。そういえばここも痛かったり違和感があったんだった、とか、この位置に置いておくのが良いんだったとか。

・体の力を抜くということに意識が向くようになった

・今まで意識がいっていなかった筋肉を意識できるようになった

・坐骨神経痛が母親のカルマを引き受けたものだとして、結婚後に痛みが消えたのがすごく納得できた



パートナーのMさんからも、次のようなフィードバックをいただきました。

・あの後、首や顎周りに関しても、なんだか余計な力が抜けているような感じがします。

・いつも寝ているときに歯を食いしばって歯ぎしりしていることが多かったのですが、それがなくなった


パートナーのMさんが占星術をされる方なので、実際のセッションでは、黄道十二宮のハウスをつかった大きなエネルギーシステムの調整に関しても、ご本人たちにお話ししています。


Mさんのセッションも非常に興味深かったのですが、その内容は症例紹介としてではなく、Mさんご自身が美的表現として、人生の中で体現していかれるでしょう。

高田馬場ワークルーム。
素敵なカップルと過ごしたひとときでした。

Sさん、Mさん、ありがとうございました。
首を痛めていらっしゃるたくさんの方のために、フィードバックにもご協力くださり、感謝しています。

新婚のお二人、感想をお送りいただいた際、素敵な記念写真も一緒にお送りいただきました。
みなさんにもシェアしたいのですが、「秘めるが花」は日本の美学でもあります。
わたしだけの楽しみにしておきましょう。

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