2018年5月11日(金)19:00から「たいやきワークショップ」無料体験会やります。
昨日は、高田馬場でクローズドのワークショップを開催しました。
参加者のみなさん、ありがとうございました。濃い~メンツでした。
2018年5月11日(金)19:00から20:30、新井亜季さんの表参道のスタジオで「たいやきワークショップ」無料体験会やります。
いろんな方から、
ワークショップでいったい何をやるんだろう?
楽しそうだけど、運動経験が少ないから不安・・。
などなどのお声をいただき、じゃあ体験会しちゃえー、ということで、急きょ決定しました。
参加を迷っている方、とりあえず新井と藤田に興味ある方、ぜひお越しくださいませ。
ジャイロのマシンもある素敵なスタジオですよー。
お申込みは、新井亜季さんのAKI LABO メールアドレスまでどうぞ。
* * *
ボディートークの仕事をしていると、自己観察の場としてのワークショップが必要だなーと感じて、いろんな企画をしています。
みなさんを前にして、わたしは何が伝えたいんだろう、何がしたいんだろうと、よく考えます。
ワークショップに関しては、結局のところ、わたしは何が伝えたいわけでも、何がしたいわけでもなく、ただ、宇宙がひとりひとりに種を播こうとしている、その播き人でしかない、という実感です。
わたしたちは、思考をつかって「言の葉」をあやつります。
しかし、「言の葉」の種は、人間には作り出すことができないのです。
「種」と「葉」の間には、「茎」があります。
この「茎」にあたるのは何でしょうか。
それは、空間の上下、左右、奥行き。または時間。方向。内部と外部など、客観的世界の骨格を成すものです。
わたしたちの人体の骨格は、「茎」としての時空とその要素の中にあります。
人体をみるとき、「言」と「音」とを見る必要があるのは、「言」と「音」とが、時空とその要素たちの法則と肉体とを結んでいるからです。
筋肉の固有受容器は、三次元の時空を参照し、内耳は平衡感覚を参照し、目は分離した「わたし」と「あなた」を参照します。
分離と統合の深淵にせまるには、言葉と音楽が、肉体の動きとともに、生命の活動とともに、心の感動に結びついていくことがとてもとても大切だと、わたしは思うのです。
わたしたちは、現実を生き抜きます。
さまざまな外見を持ち、さまざまに行動し、さまざまなものを得ます。
そしてそれらを名づけます。名前や肩書き、収入などで。
それらはわたしたちを満たし、そして飢えさせます。
* * *
こちら側では死んでいる
あちら側では生きている
低き場所では黙している
高き場所では語っている
形あるものの世界から
魂の世界へ飛び立て。
宇宙に響きわたる歌に、
汝の耳を傾けよ。
ありとあらゆる生なきものの、
神への賛歌を知るだろう。
* * *
これは、昨日のワークショップの題材にした、ルーミーの詩の断片です。
声なきものたちの無言歌のように、わたしの心を打ちます。
生ける現実の世界は、わたしたちを物質的に満たします。そして、分離による飢えを与えます。
死せる無限の世界は、もはや物質はありません。すべての統合がそこにはあります。
生ける現実世界で、あたりまえに受け取っていた物質たちの、声のひとつひとつに耳を傾けるとき、わたしたちはようやく、分離による飢えから癒されるのかもしれません。
-
前の記事
「マス消費型」から「自分の居場所がある循環型」の流れへ。コンピュータの意識も新調する 2018.04.15
-
次の記事
シカバネから生命を召喚する 2018.04.21