熊本:お嬢さんの結婚式が延期、職場も被災し、強い不安。ボディートークをお試しくださいました。
熊本市内にお住まいの方が、ボディートークセッションのご感想をお寄せくださいました。
お嬢さんの結婚式を5月4日に控えていたところに地震があり、参列予定だった多くのお客様が被災したことから、式は延期になさったそうです。
またご依頼者の職場も倒壊したため、将来の不安を強く感じていらっしゃいました。
飼っているワンちゃんが(熊本県民、ワンコ率高し?)ご夫婦にくっついて離れないとのことで、合わせてセッションをさせていただきました。
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先日は、ありがとうございました。
セッションを受けている時間、いつもなら落ち着かない犬が熟睡していました。こんなすがたを見るのは久し振りでした。
私は朝、目が覚めたら胸のモヤモヤがなくなっていました。娘の結婚、地震、仕事…どうしたらと考える毎日でした。
また、ご相談お願いすることがあると思います。
よろしくお願いいたします。
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ストレッサーではなく、セッションの干渉要因として「地震」が登場するという、ちょっと不思議な優先項目が出てきました。
お嬢さんへの心配、息子さんへの心配、ご自身の仕事の心配が、陰陽五行でいうところの「土」の要素に影響を与えていました。
「土」は、土用(季節の移り変わり)を意味し、破壊と創造の役割、均衡の役割などがあります。
心身が健全なときは、しっかりと大地に根ざし、自分の本質を保ちながら、身体や家族を養うことができます。しかし、地震などで文字通り「土」が揺らぐと、深い感情が出てきて、過去の浄化と解毒が促されます。
地震の緊張だけでなく、深い自分に触れさせられるとき、人は不安や心のざわめきを感じます。
心配事が高じると、混乱する一方で冷静な思考が働きにくくなります。
細かいことを気にしすぎたり、生彩を欠いたり。
「土」の本質の揺らぎや苦痛を、虹色のスペクトルを持つチャクラ(心身の7つのエネルギーポイント)で調整しました。
奥深くしまわれた感情は、深筋膜に貯蔵されていたようです。深筋膜は、筋肉と神経、血管を貫くコラーゲンなどの結合組織で、脳にもコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸などのタンパク質があります。
自分の本質を思い出すため、心の余裕のため、また経済的な余裕のためのスペースを作り出す意味で、この結合組織のバランスをとり、身体構造の改善を促しました。
結婚を控えての被災で、お母さまであるご依頼者にもいろいろ感慨があるでしょうし、娘さんとご自身と重ねて大きな不安を感じていらっしゃるようでした。
ワンちゃんは、ワンちゃん自身の不安というより、そうした家族のアンバランスを察知して吠える癖があったり、そばにしがみついて、不安を引き受けようとしたりします。
わたしたち人間の常識よりずっと深く、ペットは家族のことを思い続けています。
ワンちゃんについても、エネルギー調整をいたしました。
施術内容は、ご本人の体に聞いていくため、毎回お一人おひとりまったく違います。
こうして公開することが、何か参考になればと願っています。
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