古い世界が大きく裂けようとしている。〜映画「天使の子」「新聞記者」と朝トレのこと〜
7/19(金)は吉祥寺の映画館をハシゴして「天使の子」「新聞記者」を観ました。
「新聞記者」、知り合いの詩森さんのタッチに似てるなーと思ったら、脚本家のテロップに「詩森ろば」の名前を見つけ、思わず身を乗り出しました。あいかわらずよい仕事をしている・・・。
どちらの作品も、フィクションであり、預言であり、事実よりも事実であり。
古い世界が大きく裂けようとしているのを感じました。
詩森ろばさん。
わたしは文章で「自己表現」することを放棄して、カラダや霊学に向かっているので、筆一本で何十年も作品を創り続けている底力に、打ちのめされるような思いがしました。
書くよ、必ず。
自分の言葉ではなく、自分を超えた言葉を血肉化するために、ここにいる。
今朝、7/20(土)は朝トレ。
ふだん「非二元」Non-Dualityという言葉をわたしはぜんぜん使わないのですが、今朝はそこから入ってみました。
「非二元とは?」という問いかけは捨てて、物質世界のなかでもっとも日常的に「非二元」に近い感覚ってなんだろう?という問いかけからスタート。
問いかけてみて返ってきたのが、「きめ細やかさ」の感覚。
これがもっとも近いかも。という仮説です。
関節のきめ細やかな一周。
呼吸のきめ細やかな一周。
うまくできているかどうかではなく、朝イチでまだ眠っている体を目覚めさせ、なるべくきめ細やかな方向に意図を向ける。
スムースなところもカクカクするところも仲良く受け入れていくトレーニングです。
わたし自身にも必要なことを、みんなと取り組む時間。
それからもひとつ、
日常動作をスタートからエンドまで完結させる一周運動もやりました。
シンプルな動作を意識的に完結させることを数回繰り返すと、脳はとても喜びます。
しんどいなー、疲れたなーと感じる時、わたしたちは完結していない動作や感情、神経反応をたくさん体に溜め込み、そのチャージ代を払い続けています。
もったいなくない?
いらんチャージ代。
それを手放す練習。
一気に何時間もやるのではなく、それぞれ5分、10分と毎週少しずつ繰り返して習慣化を作っていくのが朝トレです。
* * *
トレーニングやワークとは別に、わたしがふだんやっているボディートークは、非二元のアドヴァイタを根幹哲学とし、その科学的根拠を意識と素粒子のふるまいに置いています。
きめ細やかさが反転していくふるまいを物理的に扱っているのが、素粒子論です。
物資のもっとも小さい「粒子」がさらに細かくなると、物質が消えたり生まれたりしている空っぽの広大な空間が広がっています。ふるまいは意識=観察によって変化します。
きめ細やかさがマクロ空間に変わる反転を、物質界と高次元界の反転と呼ぶことができます。
高次の光の世界は、ものすごーく微細な空間に、時間が永遠であり0秒であるような空間に畳み込まれています。
この畳み込まれた光や像がすごいスピードで展開するのを「走馬灯」と呼んだりしますが、赤ちゃんもお腹のなかで、進化の過程をすごいスピードで辿ります。
わたしたちはみんな、時間の凝縮と空間の反転を体験してきているんですね。
とはいえ。
どれだけ頭で理解しても、使えなければ意味がない。
意味がないどころか、「非二元」という新しい信念を自分に埋め込んでわかったつもりでいると、頭が重すぎて首でバランスを取ろうとしてしまいます。
そしたら下半身がぐらついて、緊張した体になっちゃうよね。
こういう自分の失敗経験もふまえて(笑)、継続的でシンプル、かつ感覚を微細にしていく意図を加えた瞑想をやっています。
この瞑想を続けていくと、ふつうに5分、10分の瞑想をやるとき、時間の経過がほぼ0秒に感じられるようになっていきます。
* * *
古い世界が大きく裂けようとしているとき。
わたしたちはどんな波に乗りたいのか、何を選んでいくのか。
古い世界には、時間の焦りやお金の不安があります。
三次元空間における「流れる時間」の感覚は、「いつ」「いくら使う」というお金の感覚によく似ていることに気がつきました。
セッションを受けたことのあるクライアントさんのためのフォローアップ講座、8月はこれがテーマです。
「QOLの問いかけ、時間、空間、お金の話」
#03 2019/8/6(火) 13:00-15:30
#04 2019/8/12(月祝) 19:30-22:00
8/15(木)は、問いかけ、時間、空間、お金からさらにもう一歩踏み込んで、ボディートーク勉強会を開催します。
https://www.facebook.com/events/2056802024623980/
9月からの新ステージに向けて、8月は盛りだくさんだよ。
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