他人の目の寄せ集めのような自己幻想を非自己化する
レモネードデトックス、10日めです。
順調にきました。
レモンもちょうど終わり、今日の分を仕込んでいる途中で、お世話になったレモンちゃんたちの、最後の3個と記念撮影。
あと2日、回復食へ向かうための調整をして、徐々に戻していきます。
ふだん、「体の中で今何が起きているのか」を見させていただく仕事をしているので、レモネードデトックスのように、体にリセットをかけるイベントをやってみると、神経や免疫システムやメンタル面で何が起こっているのか自分でもはっきりわかり、とても興味深いです。
5日めころから肌色やくすみが変わってきました。
8日めからはメンタルでも気づきがあり、そこからデトックスもどんどん出る感じでした。
筋肉量を増やしているので、体重減少はもうゆるやかです。
レモネードデトックスは、胃腸という体内の管を、明確に外部化していく作業だとわたしはとらえています。
意識の面でも「他人の目の寄せ集めのような自己幻想を非自己化する」という段階にきて、こうなると免疫システムが生まれ変わります。
「他人の寄せ集めである自己」とは、自分で(こう思われているに違いない)と思い込んだ他者の目から自分を見て行動パターンを作ってきた自分のこと。
それは誰の感情?
それは誰の思念?
それは誰の願望?
……誰でもない。
自分でもないし、真の他者でもない。
まるでカゲロウのような自己幻想。
自己幻想は、行動の制限や環境面、人格の形成だけでなく、いろんなことに影響するでしょう。
肉体では筋肉筋膜の短縮や関節の硬化。
ホルモンバランスと神経伝達。
免疫システムでは内部と外部の混乱。
腸内フローラの住み分けも、免疫系と表裏一体です。
いちばん大きいのは、自己認識を司る血液循環の変化だと思っています。
うーん、こうしてみると、ボディートークが扱う範囲って、ものすごく広い。
それより何より、食べ物ひとつでここまで影響範囲が広いことに驚く。
食べるってすごいことだ。
レモンちゃんたち、ありがとう!!
仕上げの調整も順調にいきますよう。
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