コーヒー、チーズ、喉チャクラ、ワニの落書き
- 2017.11.10
- セッション
あと10日で、ボディートークの上級試験です。
ボディートークは、上級テクニックになると「右脳的な情報領域」と「感じられた感覚」をばんばん使います。
とはいえ、6時間の筆記試験は、普通に鉛筆を握りしめて脳のワーキングメモリと時間との勝負なので、情報を引き出せるよう、たくさんイメージ連想とトリガーづくりを繰り返しています。
もうね、10月は雨と試験準備で、おそろしく運動不足。
「机に向かうの、だいきらいーーー!!」と思いながら勉強しているのですが、「意識の原理」「心身の大宇宙」「生体力学」「マトリックス力学」を扱う内容は超絶おもしろく、運動不足でもチャクラがどんどん変化していくのがわかるくらいです。
試験のときに活躍するのは、水星の力です。
水星がホロスコープのどこに入っているか、または凶角をどうバランスするかで、その人に適した学習方法がわかります。
(水星のアスペクトのバランスは、実際に学習能力の向上を促すボディートークの上級テクニックの一つです)
わたしは水星が水瓶座で、人とぜんぜん違う学習方法をやるタイプです。
占星術の知識を学ぶ前から気づいていたんですが、なぜ多くの人が「教科書を覚えよう」という非効率なことをするのか、実のところよくわからないのです。
「覚える」ことは、アウトプットにもっともストレスな気がするんですけどね。
水瓶座の水星人は暗記しません。
わたしの好きな方法は、落書きに関連づけすることです。
それから、歩きながら耳で聴くこと。オウム返しで口にしながら。
早朝と夜中に「臀部の病的な意識は人生のプロセスを信頼できないこと」とか、学習内容をつぶやきながら歩きます。
ちょっとした不審者ですね。
まあ学習方法はどうでもいい話なんですが、ボディートーク上級プロトコールの内容を深めていくことで、喉チャクラがどんどん変容していくのを感じます。
よいことばかりではなく、変容の抵抗も時間的なストレスも大きく、コーヒーとチーズばかり摂っているので、口の中が荒れまくっています。
でも、同時に、「試験に受からねば!」という自己の意志力がどんどん剥がれ落ちていって、何かもっと大きなものに意志力を委ねていく感覚になります。
心臓チャクラから下の物質面と、心臓チャクラから上の精神面において、ものごとの意味は180度違います。
下のチャクラにおいて、「何かを得るために効率的なステップを踏む」ことは、とても大切で健全なことです。
けれど、上のチャクラにおいて「理想的な何者かにならなければいけない」という衝動だけにかられて自らを駆り立てていこうとすると、「その理想的な自分像はどこから押し付けられ、いつのまに自分のものにしてしまったのか」という問いに、かならず出会うことになります。
この問いを発するのが、喉チャクラの仕事のひとつです。
意志力を、より大きなものに委ねていく究極の不自由。
消えていく、ちいさな「個」。
消えていく、チータラ。←試験勉強のおとも
写真はノートの落書き、流れにさからってしがみついているワニ。
来週末は、山中湖のオイリュトミー合宿と大阪でのボディートーク上級試験で、6日間ほど留守にします。
試験おわったら、喉チャクラに住むワニの放流をしに、セッションへいらっしゃいませんか?
わたしは甲状腺を切ってしまうまで、喉チャクラのことなんて少しも知りませんでした。
深淵な、深淵なチャクラ。
こじらせて、病気として発現してしまう前にできることは、たくさんあるのです。
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