その願望は、誰のものですか？

2015.12.28
セッション

▼今日は臨時のお休みをいただいて、小田原のほうへ出かけてきます。
足柄上郡大井町でカーム治療室をひらいている勝田晴絵さんの全身調整を受けに。
勝田さんは、尊敬するボディートーカーのひとりです。
http://calmcure.com/

（ほんとうの目的はもっと物欲的で黄色いモノにあります！うっしっし！）

昨日の午前は、ぽっかり予定が空いたので、Total Beauty Support olinの渡辺玲奈さんのところで小顔矯正を受けてきました。
オステオパシー(整骨医学)・カイロプラクティック（骨盤矯正）・クラニオパシー(頭蓋骨矯正)という世界でも認められている3大矯正技術に、独自の技術をプラスしてココロと体の両方をすっきり整えてくれるプライベートエステサロンです。
こんな動かし方されたことない！という驚きと、足をさわっているのに顔が立体的になっていくおもしろさ、そして骨格への確かな技術を感じました。玲奈さん、ありがとう～。
http://www.renaolin.com/

施術士にとって何より大切なのは、自分を整えておくことかなと思っています。
とくにボディートークは、中立な観察による粒子崩壊（現実のシフト）がテクニックの要なので、中立性を保つ自己と他者の距離感、感性が重要です。

わたしはボディートークという仕事のなかで、自分の内に他者を見出し、他者からの反映に自分を見出す体験をしています。
それは、自分をどんどん軽くしてくれるプロセスです。

身体や環境のストレスにお悩みの方にも、同じようなお話をしています。

自分から見える自分の肉体、または他者や外部世界は、光っていますか？それとも真っ暗に見えますか？
その光と闇、どちらも自分の内なる世界にあります。

他者から見える自分は、美しく輝いていますか？それともどう映るかをおそれていますか？
その陰影も、最初の光源は自分から発せられています。

▼12月の施術は、古いものの手放しと新しい自分への変容がテーマとなっている方が多いです。
年末年始を橋渡ししてくれるのは、やはり「願望」「希望」です。

こうしたい、こうなりたい、これがほしい。

魂の成長とか何かを学ぶとか、高尚な願いごとばかりがいいのではなく、どんなささやかなことでも、どんな物質欲的なことでも、どれも現実世界を楽しく体験するための、素敵な願いごとですよね。

もしそれを実現したかったら、ひとつ、こう問いかけてみてください。

「その願望は、誰のものですか？」と。

この問いかけは、自己（内的世界）と他者（外的世界）を見るときのコツでもあります。
他人のものさしで、その願望を叶えようとしていませんか？
恐れから、劣等感から、今の自分ではない自分になりたいと思っていませんか？

もし暗闇から願望が発せられているのだとしたら、光をあててください。
光をあてるとは、しっかりと自分で自分自身を意識することです。

ハラに落ちた願望は、実現していきます。
不安が隠れている願望は、そのとおりに実現していきます。

▼この一年、施術を受け続けてくださった方々と笑顔やハグを交わし、年末のご挨拶で送り出すのは、ほんとうに感謝でいっぱいの気持ちになります。

来年はもっと、クライアントさんとハグをしたいなあ。
（そんな殺気を感じたら逃げてくださいね！！）

いちばん多く施術を受けてくださったのは、ALS患者の好則さんです。
わたしが認定試験に合格した次の日からお会いしていますから！

わたしは好則さんに、施術のほか、身体を動かすイメージトレーニングをしていただいています。
わずかな表情筋以外うごかない身体で、誰より強く、「動きたい」という願望をお持ちのはずです。

少し前に、ワタシをとりもどす、カラダをとりもどす　の記事で、

　動くことは素晴らしい。
　動けないことも、素晴らしい。

と書きましたが、そのことを、「自分たちのことを言ってくれているようだ」と奥さまから伝えていただきました。