究極の引き算で、空になるカラダ - Holistic-web

葦江祝里

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老いたカラダの神聖、病んだカラダの神聖

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ご家族の承諾を得て、チャーミングなクライアントさんのことを書かせてください。 今日は、カラダの神聖さに大きな感銘を受けたセッションでした。 腎臓の透析。腕にシャント(人工血液回路)、脚にシャント。 大腿骨骨折。放置され、以来歩行自立困難。 ペースメーカー。 せん妄による統合失調症の診断。 大腸がん手術。 日々のお薬、たくさん。 これだけ病名がついていると、もちろん病院ではすべて科が違うので、ご本人 […]

頸椎椎間板ヘルニアの症例:血から水を解放しようとする魂

頸椎椎間板ヘルニアを扱ったボディートークセッションの症例紹介です。 体育大学でボクシングをされていた男性で、ご本人いわく「何百回もむち打ちにあったようなもの」とのこと。 首の状態は、いろんな方角からの複雑な頸部挫傷と、靭帯の代償があり、正中線とのコミュニケーションや顎関節、蝶形骨に影響を与えているようでした。 頸椎を通る神経組織には、脳と上肢とをつなぐ信号があり、骨と骨とのクッションとなる椎間板が […]

まるで、そこに何もないかのように、まるで、そこに誰も居ないかのように。【たいやきWS第1回めの報告】

つむじからしっぽまで自分の内側を感じ、 動きやすいカラダと出会う12回 、2018年6月8日から12月までの「たいやきワークショップ」、いよいよスタートしました。 日の暮れた外苑前のビル。 まずはゆったり、一日働いた体を鎮めて観察していきます。 新井亜季さんのリードで、固まりがちな骨盤、股関節、そして腰回りをゆるめていきます。 すごくわかりやすい亜季ちゃんお手製のプロセスシート。 掲載OKをもらっ […]

先着一名様セッションプレゼントのご報告:受け取り上手な人っているんですね

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先日、メールでのみお知らせした「先着一名様セッションプレゼント」。 ふだんわたしは体験会や説明会をまったくしていないのですが、口コミのご紹介やホームページから、お客さまがきてくださいます。 その御礼として、常連クライアントさんのお友だちやご家族にセッションを体験していただこうとお知らせしました。 やー、当たる人って、いるんですね。(ひとごと) ご予約の日には、Yさんという素敵な女性が訪ねてきてくだ […]

立ち昇る光を持つ人たちのこと。最初に未来があり、そこから経験が流れこんでくる。

6/26(火)18:00に開催する満員御礼「労働とお金の交換にとらわれない生き方のために自分にスペースをつくる遊びワークショップ 」。 長いので、略して自分空間WSと呼びます。 WSでやりたいことがどんどん増え、スペシャルゲストの由佐美加子さんに「ソースとつながる」お話をお願いしたら、快諾してくださいました。 わーー、ありがとうございます、嬉しい!! 「自分空間WS」は当初の予定の20:00まで終 […]

6/26(火)の「自分空間WS」に向けて|時間的制約のなかでセラピストを志す人へ。

6/26(火)の「自分空間WS」に向けて、背景や土台をつくる作業。 せっかくfacebookにディスカッションのスペースがあるので、論考をシェアしていきます。 The まじめな人バージョン規子。 これは他のボディートーカー仲間に向けた、セラピストの立場からのシェアですが、こういうことを改めて書くことも今後はないでしょうから、誰にでも読んでいただけるよう、ホームページに記念に残しておこうと思います。 […]

「閃く経絡」「手の治癒力」、人生のジグソーパズル

今日届いた本、2冊。 ダニエル・キーオン『閃く経絡』は、筋膜と経絡の関係を、発生学、生理学をまじえて書いてくれています。 ぱらぱらみただけでもおもしろーい。 筋膜から骨、筋肉にいきたければアナトミートレインの「動き」「流れ」「つながり」のほうへ。 筋膜か内臓へいきたければ、経絡の「循環」「収縮と拡大」のほうへ、そういう全体性がつながってきます。 わたしは、網、膜、管が好きで、モニョモニョしている子 […]

振り返り:労働とお金の交換にとらわれない生き方のために自分空間をつくる遊びワークショップ

2018年6月26日に開催した「労働とお金の交換にとらわれない生き方のために自分空間をつくる遊びワークショップ」、盛況のうちに終えることができました。 facebookでは、こちらにまとめています。 https://www.facebook.com/events/1219287071541753/permalink/1235969343206859/ 「内側」は、扉が内側からしか扉が開きません。 […]

宝物をもっているか、命を使い切る熱は流れているか

7月の新月。 四年の一学期が終わりました。 猛暑の中、朝から発表会にお立会いくださった方、ありがとうございます。 シューマンの「ロマンツェ」とベートーヴェンの「悲愴第二楽章」をシュタイナーフォルムで。 エルゼ・クリンクさんが舞台で踊ったという「シラーの頭蓋骨を眺めて」に徹底的に取り組めたのは、ほんとうによい経験でした。 シューマンの「ウィーンの謝肉祭」では、和音の体をつくりました。使えていない体の […]

小指が支える多様な世界

前に、ピアノ弾きのばんどうしづかが、「なんで一番ちっさい小指が、一番低い音と一番高い音を担当するんか、不思議」と話してくれた。 それが印象に残っていて、よく思い出す。 一番大切に扱わないと、他の指と同じくらいの強い音が出ない。小指。 小指は、心臓の経絡というエネルギーラインを通り、肘をターミナルセンターとし、心臓に直結している。 ハートの思いを伝える指だ。 わたしの小指は、何かをかきむしるように、 […]

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