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問いかければ、体は必ず何らかの方法でフィードバックを返してくれる

問いかければ、体は必ず何らかの方法でフィードバックを返してくれる

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井の頭公園の早朝は、とても気分がよいですなー。
疲れから体がずっと炎症ぎみだったので、Runして、散歩して、ストレッチして。

学校の休みに入って真っ先にするのは、たまった書類を片付けて銀行へ行ったり役所へ行ったりすること。
ふだんは平日の午前、事務的なことがまったくできず、たまるのですねー。いろいろ。

決算がおわり、税金を払い、会計事務所への報酬を用意し、一息。

健康診断の結果を受けとりに、病院も行ってきました。

数年前の病後は、薬の解毒のために肝機能がそうとうハードになっていましたが、今回は正常。

心不全やったわりには、心拡大もほぼオッケー。不整脈もほぼオッケー。

関節の状態は血糖値と関連する場合があり、少し前まで、ボディートークのインストラクターからは、デモセッションを受けて関節可動の相談をするたびに「血糖値どう?」と聞かれてました。
甲状腺ホルモンはインスリン分泌にも関連するんですね。

で、自分なりに代謝の勉強をして、ボディートークのセルフセッションして、調べてみたらバリバリ正常値です。えっへん。

ちょいひっかかったのは、血中の糖ではなくて、脂質の状態でした。
コレステロール値はHDLもLDLも高くて、中性脂肪がちょい低すぎ。

意外。
糖代謝や肝臓の糖新生のことに注目していたので、脂質代謝は盲点でした。
自分(マインド)が思っている健康状態と、体の状態はズレがあるんですね。

このズレを修正していくと、きっともっと楽なんだなあ。

医師からは「今の生活でぜんぜんオッケーよ」くらいの血中脂質状態だったので特にどってことないのですが、コレステロールに関しては、過去にWHOが出した「メタボリックシンドローム」の定義づけが、いろんな誤解を招いている感があります。

ボディートークの施術で扱う際にも、個々のクライアントさんで持っている知識が違うので、苦労する点です。

悪玉がどうか・善玉がどうか、という考え方ではなく、「血液と血管に何が起きているのか」の問いかけが大切なのではないでしょうか。

問いかければ、体は必ず何らかの方法でフィードバックを返してくれますから。
ボディートークとは結局のところ、このフィードバック方法が標準化されている、さらに直感力を強めて、もっと広くフィードバックを受け取れるようにしてある療法、と言えます。

経験値や過去症例も、単なる参考でしかありません。

今、この人の血液と血管に何が起きているのか。
体はつねに、「今」を返してくれます。

で、問いかけてみたら、神経系のミエリン鞘が「脂溶性ビタミンをもっとちょうだい」と言ってました。

これも、「不足しています」という悪いニュースとして受け取るのではなく、今わたしは記憶術を変えて、神経系もバンバン作り変えているんですが、神経系の材料を補充する意識がなかった、ということを教えてくれているわけです。

実は数値を受け取るよりも先に「最近ちょっと目がかすむ」という自覚症状がありました。
肌もカサっとしてたし。
それが頭の中でやっとコレステロール値とつながったわけです。
細胞が膜の材料となる脂質を受け取れてないから、コレステロールが血中で渋滞する、血液循環も下がる、という感じ。

体のメッセージはすごいね。

よく「がんばりすぎ」とか「疲れてる」とか言いますが、やりたいことがあれば超人的にがんばったっていいわけですよ。
そのとき、ごくシンプルに「材料足りてる?」と体に聞いてあげたら、いいのかもしれません。

おーし、次は脂質代謝を極める!!

そしたらタンパク質合成も極める!!

TCA回路、大好き!!

いっぱい病気をしても、その後で、変えられることはいっぱいある。
子どものころにやりたくてできなかったことを、いつからはじめたって遅くはない。
だって人間は、「今」がいちばん若いから。一番最新だから。

「今」からはじめること。
変化を夢見るのではなく、変化のなかにいること。

一度こわれたことを修復するプロセスで体験するのは、自己信頼、感情表現の選択肢、数々のパラダイムシフト、まったく新しい目で世界が見えはじめること。

わたしが伝えたいのは、外側から与えられる治癒や体験談ではなく、プロセスの体験がひとりひとり違うこと、内側から体験が起こっていく、その感覚の技術だ。

今年はボディートークと並行して、この感覚の技術を提供しますよ!!

お楽しみに!!