究極の引き算で、空になるカラダ - Holistic-web

呼吸する、歌う、奏でる、動く。J.S.BACH 平均律1番プレリュードC-Dur

NO IMAGE

今日は、オイリュトミー学校の卒業生やピアニスト&シンガーの友人が出演する公演のお知らせです。

●2018年4月22日
オイリュトミー公演[月下の孤ズ人]開演19:30 (開場30分前)

https://ja.eventbu.com/kokubunji/gecca-no-kossuth/10388233

チケット●前売り¥2500 当日¥3000
学生¥1500(前売りのみ取り扱い)
場所●国分寺市立いずみホール(JR西国分寺駅南口 徒歩1分)

〈夢想〉クロード・ドビュッシー
〈左手のための練習曲 作品36〉フェリックス・ブルーメンフェルド
〈パガニーニによる大練習曲第6番〉フランツ・リスト
〈メヌエット ト長調BWV.anh.114/ト短調BWV.anh115〉ヨハン・セバスティアン・バッハ
〈前奏曲嬰ハ短調 作品3-2〉セルゲイ・ラフマニノフ
〈竹取物語〉作者不詳
〈コズト〉バルトーク・ベーラ 他…

一期先輩、つまり3年前に卒業して舞台コースに進んだオイリュトミストたちの自主公演です。
わたしたち本科生にとっては、もっとも勉強になる方々の公演。

わたしがふだん、オイリュトミーオイリュトミーと言っている、それっていったいなんなのか興味がある人、よかったらぜひ!!

●5月29日(火曜)
板東靜リサイタル

ばんどうしづか。
ピアニスト。シンガー。作曲家。アーティスト。旅人。

リサイタルの詳細はまだ。速報のページはこちら
https://ameblo.jp/baby-lady/entry-12330676542.html

今日は、しづかちゃんのお家に遊びにいって、ボイトレしてもらってきました。
むちゃくちゃ楽しい。

前に、ピアニスト板東靜が生まれ育った大阪を離れて、TOKYOに進出するとき、記念にプラネタリウムホールでスペシャルライブがあって、それに駆けつけたんです。

どうしても間に合わなくて、会場についたのは、もう終わりギリギリ。
彼女が出てきて弾いたのは、J.S.BACH 平均律1番プレリュードC-Dur。
特別な意味があって選んだ曲、とのことでしたが、オイリュトミーに日々取り組んでいる人間にとって、平均律1番プレリュードは、人体にとっての呼吸と同じくらい大切なもの。
身体の四分節、円運動、収縮と拡散のための基礎練習曲です。

この、たった1曲を聴くために、あの星の広がるプラネタリウムへいったんだなあ。
まるで一枚の絵にとっておきの額縁をつけたように、その時の音を鮮烈に覚えています。

名曲カヴァ―集?を作るための、マイケルのHuman Natureを歌ってる動画を公開していたので、ここでも貼ってしまおう!

https://ameblo.jp/baby-lady/entry-12362349141.html

オイリュトミーの先輩たちや、しづかちゃん、明美ちゃんたちとやった「歌を持ち寄るワークショップ」、おもしろかったなー。

ずっと習いたかった声の出し方、4月から彼女に習うことにしました。

彼女の極め方があまりにすごいので、もう楽しくて楽しくて。

オイリュトミーは、とても繊細な内的作業を積み重ねて動きに変えていくので、「これでいいのかな?」という迷いがいつもある。
でも、音楽の神さまに選ばれちゃった板東靜は、極めないと死んでしまうから、とことん極める方向に進んでいる。
彼女と音や言葉の話をすると、「これでいいんだ!」と思えるパワーをもらえる。

わたしは作品課題もあるので、ひとりでも習いにいこうと思っていますが、彼女の楽しさと深遠さを、もっといろんな人に知ってもらいたい、という欲が、いつもムクムクと出てくる。

わたしが習うとき、人を誘ってグループレッスンでもいいかな、とかね。
誰か、興味ありますか?
あったらメールください!

5/29のコンサートに行きたい人も、ご連絡くださいませ。
ファツィオリという独特なピアノが置かれている、数少ないホールのひとつを選んでのコンサートだそうです。

この春休み、わたしがもっている技術を人に伝えていくワークショップを準備しています。
動きのプロと打ち合わせをしたり、音楽家と遊んで刺激やアドバイスをもらったり。

今日はしづかちゃんに、「わたしがインターヴァルと和音をやって初めて音楽と出会えたような感動を、みんなに分かち合えるようなワークショップをやりたい」と伝えることができました。

いつも聴いていたはずの音楽。
いつも会っていたはずの人。
いつも一緒にいたはずの「わたし」。

すべてと新しく出会う感覚を広げていけたら、必ず世界は変わるって思う。

J.S.BACH 平均律1番プレリュードC-Dur。
夜になったら、ぜんぶピアノで音をさらって、もう一度出会ってみよう。