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震災と遠隔セッション「卵巣腫瘍が消えました」

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熊本・大分地震が発生したのは、2016年の4月14日でした。
その後、大きな余震が幾度となく発生し、熊本・大分だけでなく、九州全域が不安に包まれているようだったのを、よく覚えています。

わたしは、東日本大震災で何もできなかったことを歯がゆく思い、熊本・大分地震では、少なくとも地震というストレッサーは軽減できると、ボランティアでの遠隔セッションを受け付けていました。

そのときお申込みくださった佐賀の方で、重症筋無力症に罹患されているFさんがいらっしゃいます。

重症筋無力症(MG)は神経筋接合部のコリン受容体に自己抗体が出来てしまい、随意筋が動かしにくくなる難病指定のひとつです。
Fさんは十代で罹患し、胸腺種を摘出、現在は、複視(ものが二重にみえる、ゆがむ、ぼんやりする)、疲れやすさ、だるさ、そこからのストレスや人間関係のお悩みなどがありました。

2016年の震災のときには、このような感想をお送りくださいました。

その後、遠隔セッションを何度か受けていただいています。

この2月には、卵巣嚢腫と子宮筋腫との診断を受け、手術をすすめられて、ボディートークをお申込みくださいました。

卵巣の腫瘍の大きさは左が4cm、右が2cm弱、筋腫は3つ。
子宮の方は経過観察、卵巣は一か月後の再受診で決めるとのとこでした。

神経疾患をお持ちだと、麻酔のリスクが高く、そのこともあって、不安に落ち込んでいらっしゃいました。

遠隔セッションを受けてどうなったか、Fさんは「お電話で直接お話ししたい」と、わざわざ遠方からかけてきてくださいました。

MRI検査を受けて手術を検討していたのが、一か月後の超音波検査では、卵巣腫瘍が消えていたそうです。

卵巣腫瘍は、小さいものは消えることもあるし、大きくなると圧迫されたり癒着したりして、悪化する場合、または悪性化する場合もあります。

それはあくまで、フィジカルな面のみの話で、どうして腫瘍ができるのか、どうして大きくなったり消えたりするのかの説明はできません。

わたしは、施術前、Fさんにこうお伝えしました。

腫瘍は、嫌なトラブルに見舞われたと考えることもできますが、体の中で、排出しきれなくなった毒素や感情を集めてくれている、という考え方もできます。
後者のように受け止めると、大きくなりすぎて手術することになっても、予後がとても順調です。

体が排出できるようになり、腫瘍化しておく必要がなくなれば、小さくなる可能性もあります。
そのさいは、古い自分や習慣を手放していく覚悟も必要なことがあります。

結果、Fさんは、腫瘍が消える側になりました。
自然治癒力って、すごい。

セッション後に、こんな感想を送ってくださっています。

頚部の不快感が強かったのですが、セッション開始後すぐに頚部の違和感が軽減し始めて楽になってきました。
数日後、婦人科疾患に対する不安な気持ちもいつに間にか軽減して前向きな気持ちで現実に向き合えていました。

セッションの6日後に超音波検査されて、腫瘍が消えているので、よいタイミングだったなあと思います。

施術のタイミングも、腫瘍の動向も、Fさんの自然治癒力がすべて導いている、とわたしは考えています。

重症筋無力症(MG)に関連するバランス項目も、たくさん出てきています。
こうしてストレスが軽減され、自己治癒力への信頼が目に見えて高まってきたら、難病の神経疾患も良い方向へ向かっていくでしょう。

今後のFさんが楽しみです。軽々とした人生を送ってくださったらいいなあ。

腫瘍マーカーの数値も、症例参考として伺いましたが、これは公開を控えます。
血液検査は、正常値だからこう、低いとこうなる、高いとこうなる、単純にいえるものではないので。

公開はしませんが、わたしは血液検査の結果をすごく参考にしているので、セッションにいらっしゃる方は、検診の結果などがあれば、どんどんお持ちくださいね!

症例紹介は、いっぱいあります。
今日はまとめてたくさん書きたい気分でした。

もうひとつ、すぐにでも紹介したい方の例がありますが、これはじっくり後日に。

また別の神経変性疾患の指定難病。
不治の病、いちばんなりたくない病といわれるALS。
どんなふうな回復ステップをたどっているかを、時間をかけて紹介したいと思います。

人の体、人の治癒力のことを、聞いてほしい。

ボディートークを知ってもらう。
自己治癒力にめざめてもらう。

そう決めたので、たくさん書いて、わたしも拡大します。

イワシも美味かったしね!