細胞の病的な意識「食うに困らなければいいよ」


ボディートークでは、心身のあらゆる部分の「病的な意識」を扱います。

「病的な」という表現はドギツイので、クライアントさんへの説明ではほとんど使いませんが、セッションの項目としては頻出します。

「病んだ状態」というより、本来の働きのほかに余計な負担をかけた状態、というのが近いかもしれません。

脳みそがストレス反応で「酒でも飲まにゃーやってられん!」と叫ぶと、肝臓はストレスホルモンの材料をこさえるだけでなく、アルコール分解の準備をし、日々の業務にさらに超過残業している過労サラリーマンみたいになります。

過労サラリーマンは会社のグチを吐いて「憂さ」を晴らしますが、肝臓の細胞は違います。
肝臓が本来もつさまざまな働き(意識)のうち「解毒」の意識を過剰に増やし、胃袋に注がれるアルコールに対応できるようにします。

社長である「あなた」へのグチは、ぜったいにこぼしません。
ひたすら意識を病的に変形させて、「あなた」に仕えるのです。


「解毒」の意識が病的に増え、門脈系も受容体も合成機能もアルコール対応の特別仕様になると、当然のことながら、他の意識は目減りします。
肝臓には「組織」「計画」「貯蔵」などの意識があり、わたしたちの人生を大きく拡大してくれる働きの担い手なのです。


よく「やりたいことに一歩踏み出せない」「だらだらして一日の効率がわるい」という相談を受けます。
相談者は、意志が弱いから、メンタルブロックがあるから、というような原因を想定していることが多いですが、わたしがみたところ、今までで一番多かったのは、行動のエネルギー不足です。


肝臓の意識は、やる気や忍耐とも結びつき、また筋肉の強さにも関連します。
もし、計画を立てても「絵に描いたモチ」ばかりで、実行に移せないのだとしたら、肝臓か胆嚢の声を聞いたほうがいいかもしれません。
彼らは、刺激物が好きな脳みそとちがって、実行できない計画は立てないのです。


* * *

内臓への余計な負担のほか、「病的な意識」には、おかしな思い込みもあります。

今朝、わたしは自分の細胞が「食うに困らなければいいよ」とぶつやいているのを、聞いてしまいました。

何を考えていたかというと、「なんでわたしは、何を食べたいかにこだわりがないんだろう」という疑問でした。


お店選びとか、健康にいいものとか、誰と食事を楽しみたいとか、もうね、これを書くと人付き合いできなくなるので書きたくないんだけど、ほぼ興味がない。

もちろん人並にうまいものはわかるし、根が田舎者なので新鮮なものが好きだし、不味いものを食べると怒り出すのだけど、目の前にあるものに反応しているだけで、情報収集してまで、ましてや人気店に行列するとか、死ぬほど苦痛。

仕事の範囲で情報収取したり実験したり、いろいろしていたのだけれど、どれももうイヤになってしまった。

外食も、外食のメニュー選びも、見栄えばかりの写真と実際のエネルギーとキャッチコピーの混乱にうんざりする。
お店選びを任されて、食べログとか見ているわたしの目は、あまりの興味のなさに、死んだサバの目みたいになっているはず。


それでもやっぱり、「人と食事を楽しむ」という基本的な人間作業はマスターしたい。

・・・とたまには思う。

あとは、もちっとオーガニックやデトックスに気を使った方がいい。

とも思う。


人付き合いもオーガニックも手間がかかるよね、どしたらいいだろうね?」とカラダに聞いた答えが、


食うに困らなければいいよ

という、細胞たちのささやかすぎる声だったのです。


細胞たち!!!

それが答えか!!!


「食うに困らなければいい」は、基底チャクラや胃袋、またはハートチャクラにおいては、とくに問題になる意識ではないかもしれません。

でも、細胞レベルでは明らかに「病的な意識」です。

細胞は、物質交換、情報交換の根幹といえます。

そこは、生活レベルとか欲望とか食のこだわりとか貧困をなくそうとか、そういう人間のあらゆるエゴと一切関係なく、「細胞間で必要なものが過不足なく交換できること」の意識が徹底されていなければいけません。


わたしの細胞は、のん気な上位チャクラからの「食うに困らなければいいよ」という意識の影響を受けて、こういう病的な意識をもったのでしょうが、この意識が細胞レベルで働くと、「必要なものをコミュニケーションして獲得し、不要なものを排出する働き」の欠如につながります。


細胞がそうおもってりゃ、そりゃー興味もわかないわな。

というわけで、自分の体にごめんね、といい、細胞に新しい意識をダウンロードしました。


食に関する意識ではほかに一般的なものとして、飢餓の記憶の断片からの恐怖、自分はゴミタメであるという自虐意識、ボディーイメージにまつわるもろもろ、感情的な攻撃から守りたいという意識、脳が欲しがる甘いキャンディーなど、たくさんあります。
実際のセッションでも、数えきれないくらい、いろんなのが出てきました。


味覚のエネルギーそのものを扱おうとすると、変容、代謝に関わるので、さらに複雑になります。
わたしはこの味覚のエネルギーに興味があり、代謝の勉強をしています。

美味しく食べることより、味覚そのものに興味があるって、なんだろうね。

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