ボディートーカーの大つごもり


「あらたまの年たちかへる日」ですね。

昨日の夕方に仕事納めと思いきや、夜半に急な遠隔セッションが入りました。
パニックになったお子さん。


ボディートークは遠隔セッションができます。

「ボディートークは効果があるって思うけど、遠隔はちょっと・・・」と言う方もいらっしゃいます。
そら常識的にはそうだよね。怪しいもん。

でも、夜半のトラブルでは、遠隔ができてよかったなと思います。しかも、どこも休みだし。

熊本地震のときもボランティアで遠隔セッションをして、とても喜んでいただいたので、思い切って「やる」といってみてよかったな、と思いました。
今でもそのときからのご縁で、遠隔セッションを受けてくださっている医療関係者もいらっしゃいます。


ボディートークの仕組みがわかっていれば、遠隔はできて当たり前なんです。


喉を通して発した言葉は、空気に出会って声となり、抵抗に出会って消えていきます。
書いた言葉は、本やデジタルとなって一人歩きし、長期にわたり受け渡されます。

発声や表記される前の言葉を、「思考」と呼びます。
思考は周波数が高く、目にみえず、時空を超えることができます。
その物理量は「量子」と呼ばれますが、いまのところ物理界では、思考ではなく「光子」などの素粒子が扱われていますね。

サイエンス記事を読むと、光子は、量子テレポーテーション、物体のすり抜け、時間の超越ができるようです。
あ、科学の世界の話ですよ。


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思考は、その意味が内容するところは

 どうやって糧を得よう とか
 あの子かわいいなー とか
 人間はなぜ屁をするのだ とか、

そんなことを考えているようですが、思考の実体は「頭の外から訪れる光」で、「意識」の一形態です。


脳の中で、光が思考として処理される過程を外在化してモデリングしたのが、マインドマップです。
光なので放射します。

ボディートークの基礎段階では、マインドマップとはつなぎ方が異なりますが、これを「フォーミュラ」と呼んでモデリングしていきます。
だから、一番最初に登場してバランスをとられたがっている項目がいつまで優先なのかが、すごく大切なのです。

「優先」は、ごく単純にいえば、活性化してその人を苦しめている、という意味に近いです。

ボディートークでは、次のフォローアップセッションのおすすめ時期、というのがあります。

「次はいつがおすすめ」というのは、「うまいビジネスモデルだよね」と言われることもあり、それはそれでいいことなのですが、もっと深い意味でいえば、複数回のセッションにわたって関連づけがあるかどうか、メタ情報として何がいつまで優先なのか、ということです。


セッションの中でこういう説明をするのはあまりに煩雑なので避けていましたが、来年は、自分なりにクライアントが自らの脳と心身に働きかけられるヒントになるようなエデュケーション(教育)を、このブログでやっていこうと思っています。

* * *

わたしが、そうそう!それ!と膝をうち、大きな影響を受けた言葉があります。
「実のところ、私たちは常に何かしらのトランス状態にいます」というリチャード・バンドラー(心理学者、NLP創始者)の言葉。


潜在能力を発揮する、または自己治癒がもたらされる変性意識に入りたくて、あれこれワークや修行をするわけですが、そもそももう別の何かに入っちゃってるよね、という気づき。

別の何かとは、脳の自動運転(反射パターン)にまかせて日々を送っている状態を指します。
映画マトリックスでは、今まで人々が現実だと思い込まされていた世界が実はバーチャルだった、という設定ですよね。あんな感じ。


リチャード・バンドラーはこの、思い込まされた状態を「常に何かしらのトランス状態」と呼び、そこで動いているプログラムの核を「ビリーフ(信念)」と名づけました。

ボディートークでは、「信念システム」と呼びます。

「わたしは何をやってもうまくいく!」という信念システムを持っている人もあれば(実際そのプログラムが稼働しています)、「わたしは何をやってもうまくいかない」という信念システムを持っている人もいます(実際そのプログラムが稼働しています)。


主にうまくいかない方の理由づけとして、親の育て方がこうだったから、体の遺伝がこうだから、環境がこうだから、ここで試験に落ちたから、あの人がいじわるだから、などなどが並べ立てられます。

どこからそういう情報が入ってくるかと言うと、「五感」を通して入ってきます。
その人固有の世界観が、五感を通して、またその処理過程と記憶を通して、もたらされます。


ジョン・グリンダー(言語学者、NLP創始者)とリチャード・バンドラー(上述)の、わかりやすく重要な提言として、「内なるフィーリングは、必ず身体の特定の場所でそれを感じている」という言葉があります。
身体の特定の場所にあり、動き、どこかへ移動します。

だから、内的な記憶(イメージや音)と同じように、こう問うことができるのです。

それはどこにありますか?
それはどんな種類ですか?
他に何がありますか?

これは「クリーン・ランゲージ」と呼ばれるコーチング手法の基本で、ボディートークのプロトコールチャートがものすごくよく出来ているのは、この問いが徹底的に最初から最後まで貫かれているからです。

フィーリングは、その人の気分を左右し、また感じられる感覚であり、内的記憶の収納法のひとつです。
「必ず身体の特定の場所で」フィーリングは起きます。
フィーリングは動作を起こし、記憶は筋筋膜に収納されます。

ボディートークではこの拡張概念として体ヴィヴァックスがあり、また筋膜へのアプローチとしてロルフィングの手法を援用しています。


わたし自身のセッションでは、もう「腕をとって筋反射で聴いて必要なバランス項目がでたらタップする」というボディートークの基本をやっていません。

CBPになったほぼ最初のうちから、「必ず身体の特定の場所で」というフィーリングを探し続けていました。
脳にアプローチするときは、イメージと音に入ります。
人が見ると、わたしがリンパドレナージか筋膜リリース、またはクラニオをやっているように見えるでしょう。
物理空間ではそうですが、情報空間ではまったく違います。
クライアントが五感を内的に処理している、その経路と収納場所を追っています。


遠隔セッションでは、この情報空間だけを扱います。
だってボディーがないからね、目の前に。

でも、イメージで思い浮かべることもできるし、潜在意識はその方のブループリント(青写真)にアクセスすることもできます。


物理空間で変化をみる、または実際に会ってお話してふれて、というのは、すごーーーく大切です。

情報空間だけを繊細に追い続けることも、「信じる・信じない」という迷信レベルをはるかに凌駕して、すごーーーく意味深いことです。


そこは光の世界であり、光の世界に新しい可能性があるのだから。


物理空間をボディーワーク、情報空間をボディートークと、わたしは分けて考えていますが、気づき(情報空間)を扱うボディーワークもたくさんあり、わたしはロルフィングが大好きです。


ボディートークの創始者、Dr.ジョン・ヴェルトハイム、その手法の斬新さは天才的だと思います。
理論、テクニック、ひとつひとつに裏付けもあります。

このブログ記事は、わたしなりにその裏付けを落とし込んでみた、その上澄みです。

もちろん、たったひとりの個人ですから、それが真理とか正しいとか言っているわけではありません。
ただ、すごい天才には一回無心で学び、真似てみるのは、自らの「オレってすげえ」のエゴを砕く、良い方法だと思っています。


ボディートークがカウンセリングをしない、または探索内容すらクライアントと共有しないことがあるのは、「ほじくりかえすことに意味がない」からです。
意味があることはしっかりお伝えしますし、意味がないことはやりません。
物事を固定して執着させてしまう悪影響すらあるからです。

クライアントのもっと大切な仕事は、過去を振り返ることではなく、今を生きることです。
そのためにボディートークは、ほぼ数十分で必要な項目をあげ、その場でバランスをとります。

新しいバランスにどんな気づき、どんな変化があるのか、自らのフィーリングを発見していく。
それが「今を生きる」ことだといえます。


クライアントのみなさまの「あらたまの年たちかへる日」が、「今」からはじまりますことを、お祈り申し上げます。


来年の最初の記事は、ボディートークと現代科学、ゲーテ的世界観について書きます。(おおっ?!)

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